2021年8月24日(火)、日本証券取引所(JPX)の正面入り口から南に150m、茅場町交差点の一角に、Kabuto Oneが完成し一般公開されました。一階ロビーは、土日祝、夜間でも自由に出入り見学が出来ます。
佐渡の赤石
渋沢栄一翁は、1873年(明治6年)に日本橋兜町に日本で最初の株式会社である第一国立銀行(現みずほ銀行)を設立。1878年(明治11年)には東京株式取引所(現東京証券取引所)を設立し、日本経済・金融の礎を築きました。佐渡の赤石は、1888年(明治21年)に渋沢栄一翁が兜町邸宅(現日証館所在地)を建てた際に、日本経済の繁栄を祈念した縁起石として当地に設置されました。その後、渋沢栄一翁が1908年(明治41年)に三田綱町邸宅(後大蔵大臣公邸、現財務省三田共用会議所所在地)を建て移り住む際にも移設するなど本赤石を生涯大切にしていました。2017年(平成29年)に平和不動産創立70周年記念事業の一環として、渋沢栄一翁の遺志を受け継ぐべく、この赤石を譲り受け、我が国資本主義発祥の地である「日本橋兜町」に設置するに至りました。(出典:日本橋兜町の歴史・史跡)
投資家が頼る験担ぎスポットとして「兜神社」がある。この神社は商売繁盛や五穀豊穣、ビジネスの神様という位置づけのものだそう。兜神社が出来たのは1878年で氏子総代が東京証券取引所となる。他に人気なのが日証館のエントランスに置いてある赤石。これは渋沢栄一氏が佐渡から取り寄せたもので、この場所に自宅を構えていたとのこと。渋沢栄一氏は明治から大正にかけ活躍した実業家で、生涯に関わった企業は500社以上になる。渋沢氏がこの赤石を縁起石として自宅に取り寄せ、毎日触っていたそう。よって、投資家の方が験担ぎに両手で触ってお願いするとのこと。日本の株価でいうと値上がりは「赤」で表すので、赤石の「赤」にもつながる縁起のいい石だそう。赤石を管理している平和不動産の担当者は「触る方が増えてきた」等と話す。来年の相場は鈴木亮氏によると「コロナで新常態になっているので、相場格言も新常態になる可能性がある。来年も好調な相場が続くと思う」等と述べた。縁起が悪い食べ物として「バナナ」「エビ」「カニ」とされており、理由は「落ちる(下落)」や「横ばい(相場が上がらない)」等を連想させるからとのこと。良い食べ物として「コロッケ」「唐揚げ」「うなぎ」があるのは「揚がる(上がる)」「うなぎのぼり」等を連想させるからとのこと。(出典:価格コム:日証館)
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