ESG投資に着目した株式指標、FTSE Blossom Japan リバランス取引結果

Index Rebalancing

FTSE Blossom Japan Index 概要

2021年5月31日付け、英文の概要説明はこちら

FTSE All Cap Japan Indexは、JPX市場に上場する時価総額上位1500社から構成されます。

一方、FTSE Blossom Japan Indexは、

  • 環境(Environment)
  • 社会(​Social)
  • ガバナンス(Governance)

以上に特化した成績付けをした結果、評価の高い150社(2020年12月21日現在)から構成されます。

FTSE Blossom Japan Index

ESG評価は、ESG関連銘柄投資に見識の高い投資プロフェッショナルメンバーで構成されるFTSE Russell ESG Advisory Committee により採点されます。

FTSE Blossom Japan Index のリバランス

2021年6月8日、FTSE Russellは、FTSE Blossom Japan Index に対し31銘柄の日本株採用、2銘柄を除外すると発表しました。オリジナルリストはこちら

実際の銘柄採用・除外操作は、6月18日(金)の引け(最後の1秒)で行われました。

新規採用銘柄・除外銘柄、発行株数・時価総額

6月18日 発行株数 時価総額
コード 銘柄名 業種 現在値 (1000株) 億円
新規採用銘柄
2127 日本M&Aセンター サービス業 2,712 336,536 9,127
2267 ヤクルト 食料品 6,610 171,045 11,306
2471 エスプール サービス業 938 79,007 741
2593 伊藤園 食料品 6,730 89,212 6,004
2607 不二製油グループ 食料品 2,736 87,569 2,396
2613 J-オイルミルズ 食料品 1,907 33,508 639
2897 日清食品HD 食料品 8,070 105,700 8,530
3101 東洋紡 繊維製品 1,340 89,048 1,193
3197 すかいらーくHD 小売業 1,567 224,567 3,519
3231 野村不動産HLDGS 不動産業 2,870 182,186 5,229
4042 東ソー 化学 1,922 325,080 6,248
4208 宇部興産 化学 2,277 106,200 2,418
4543 テルモ 精密機器 4,548 759,521 34,543
4927 ポーラ・オルビスHD 化学 2,970 229,136 6,805
5110 住友ゴム ゴム製品 1,581 263,043 4,159
5202 日本板硝子 ガラス・土石製品 626 90,823 569
5406 神戸製鋼所 鐵工 690 364,364 2,514
5901 東洋製罐グループHD 金属製品 1,590 202,862 3,226
5929 三和ホールディングス 金属製品 1,336 231,000 3,086
6632 JVCケンウッド 電機機器 234 164,000 384
6770 アルプスアルパイン 電機機器 1,187 219,281 2,603
6954 ファナック 電機機器 27,405 201,909 55,333
6971 京セラ 電機機器 6,897 377,618 26,044
7278 エクセディ 輸送用機器 1,637 48,593 795
7453 良品計画 小売業 2,071 280,780 5,815
7864 フジシールインターナショナル その他製品 2,293 60,161 1,379
8015 豊田通商 卸売業 5,370 354,056 19,013
8830 住友不動産 不動産業 4,048 476,085 19,272
9143 SGホールディングス 陸運業 2,821 640,394 18,066
9783 ベネッセホールディングス サービス業 2,644 102,541 2,711
9984 ソフトバンクグループ 情報・通信業 7,834 1,722,953 134,976
除外銘柄
1801 大成建設 建設業 3,550 224,541 79,712
7269 スズキ 輸送用機器 4,551 491,098 22,350

銘柄名をクリックすることで、該当するMINKABUの銘柄ページを開くことが出来ます。

終値基準、ヒートマップシート

6月17日(木) 17JuneFTSE
6月18日(金) 18JuneFTSE
投資シナリオを再確認。ヒートマップシートの活かし方
投資を行う際、投資テーマを決める➡最適な銘柄に絞り込む➡入口・出口戦略を決めるといったシナリオ作りが重要です。この一連のプロセスでは一般的にチャートによるテクニカル分析が使われます。チャートに代わり、このWEBページで提供しています独自のヒートマップシートでは、投資テーマ分けされた60~80銘柄の相場トレンド(またはトレンドが無い)が、一瞥で判別出来ます。その着目点、使用方法について、解説いたします。

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