アルケゴス破綻、日米の関連チャートと株価の推移から現状確認
3月19日(金)FOMC終了の翌日になって、FRBはSLR(補完的レバレッジ比率)条件緩和措置延長を3月31日で打ち切ると発表、その直後には米10年債の金利が1.7353%まで上昇。間接的な影響を受けたと思われるバイアコム、テンセント、ディスカバリーといった特定の米国株の株価が、30%~50%下落しました。その結果、この取引に関わっていたファミリー・ビジネスのアルケゴスが破綻し、野村証券・三菱UFJが、その損失を被ることになりました。SLR規制緩和停止といった規制見直しの流れは、今後も継続することでしょう。